タムラのBlog

はっとしたら、ぐっときたら まずはそっと抱いてみる

昨日フクロウを見て気になった

フクロウ。

木の上から私たちを見下ろす。

どしんとした肩幅。

マントを纏っているように落ち着きのある胴。

あなたは我が心を見透かしているようである。

フクロウの前に立つと怖い。


そしてあなたはなぜ、そんなに首が回るのか??

しかもただ回るのではなく、実にスムーズに。それが奇妙なのだ。


一応予想を立ててみる。

①私が首を回す時に「いてててて!」ってなる。筋肉が硬いから。つまり柔軟性の問題か?フクロウの筋肉は柔らかい。だから首が回る説。

②首の関節が回転式になっている。骨の先が丸くて、関節部分はその丸いところが自由に回転できるような受け皿になっている説。

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ちょっと無理があるか?


で、早速調べてみた。

まず、やはり骨格を探すのが一番。

やはりありました。

http://d.hatena.ne.jp/ito_kei/touch/about

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これを作ったのがすごいな。


フクロウの首って、実はこんなに長かったんだ。そして、首に関節がたくさんある。

ヘビを工作するとき、折り紙を沢山繋げる。つなげればつなげるだけクネクネの稼働率は高くなる。

つまり、フクロウも首が長く、関節が多いため、首がくるっと回るのである!

ちなみに270度回転するらしい。


静かに飛び、静かに動く。

フクロウのもつ静寂は、知恵の象徴に説得力を増す。